明けましておめでとうございます。2022年初投稿になります。今年もゆっくりと更新していきたいと思いますので、お付き合いのほど宜しくお願い致します。

プライベートでは、2年半ぶりに年末年始を家族と過ごすことができました。久しぶりに会う75歳の父は持病もあり、私の記憶にある2年半前の父の姿よりも随分と痩せていた様に思います。昔は”超”がつくほどの強面だったのに、今ではすっかりおじいちゃんになっていました。

「海外から帰国なんてありえない」「こんな時期に都会から田舎に帰るべきではない」や「自分だって帰省するのを我慢しているのに」などいろんな声が聞こえていましたし最後の最後まで悩みました。ですが、帰省に関して後ろ指を指されることよりも、家族との別れ際に「あの時に会っておけば良かった」と一生後悔することの方が怖かったです。「やらない後悔よりもやって反省」が座右の銘です。

帰国に伴う隔離や行動制限、定期的なPCRテストの実施は、家族に会うために果たさなくてはいけない義務だと自覚していたので、帰国者の健康管理に関わってくださる職員の方々への感謝であって、不満はありませんでした。また、3日間のホテル隔離、14日間の自宅隔離、実家での7日間の滞在で1ヶ月弱を日本で過ごしましたが、リモートワークという形で対応してくれた会社にも感謝しかありません。

ところで、私ってこういう人です!

商業不動産, 海外不動産投資, 資産運用, バンクーバー, カナダ
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いきなり何だと思われるかも知れませんが、これらは私の宝物です。

1年を振り返る中で、ちょうど2021年の今頃だったと思うのですが、人生で初めて「自分が何をやっていて、どこに向かっているのか」がわからなくなり、黙っていても口を開いても涙が出るほど精神的に参った時期がありました。

海外に出て自分がやりたかったことってなんだろうとか、そもそもなんで海外に行こうと思ったんだっけ・・・という当初の目的を、慣れない仕事やカナダでの生活に適応しきれていないストレスというダブルパンチの中で見失っていました。こんなことをするためにカナダまできたわけじゃないのに、それをspeak outできない苛立ちや、そもそも私がどんな人だったかを考えられなくなっていました。そんな時に助けてくれたのが、自分の大切な人たちです。

当時、川原卓巳さんの本を拝読しており、その中で
自分をわかってくれると思う人に
・私の強み
・私らしさ
を聞くというのがありました。長い付き合いの気心知れた友達や家族にこんなことを聞くのは結構恥ずかしいですが、私は実践してみました。現状を抜け出すには自己分析ではなく他己分析が必要だと思ったからです。そこでこんなLINEを家族や友人、尊敬する先輩含め10人に送りました。

「今、自己変革プロジェクトというのをやっていて、自分をわかってくれると思う人に私(taka)の強みと私(taka)らしさを聞くという課題をやっています。改めてお伺いするのは恥ずかしいのですが、〇〇さんの考える強みと私らしさを教えていただけないでしょうか?個数は何個でも構いません。いただいた意見を参考に、さらに自分らしさに磨きをかけていきたいと思います。これからも良いお付き合いをさせてください!宜しくお願いします!」

ご覧の通り、なり振り構わずです(笑)想像してみてください。上記の文章をLine画面でみたらそこそこ長文になります。受け取った方々は当初戸惑いを見せつつも、みなさん真摯に回答してくれました。

みなさんが送ってくださった内容は、自己分析ともほぼ合っていました。内容云々ももちろん大切ですが、これらが私の宝物になった理由は、

・自信がなく自分を卑下しがちだけど、信頼する人達が思う「私の魅力」は信じようと思えた
・遠く離れていても自分をこんな風に思ってくれる人たちが周りにいるという安心感
・心が弱った時や迷った時にこれらのスクショをみて勇気と自信をもらう
・守りたい大切な人たちがいて、そのためにも頑張ろうと思える
からです。

自分をわかってくれていると思う人たちに送っているので、ある意味自己分析よりも信頼できると思っています。(自己分析するとき、どうしても「こういう自分でありたい」という理想や欲求が無意識に入ってしまい、現実の自分とギャップができてしまう)

あとは、これらの返信をいただいた時に、私が思うみなさんの「強み」と「らしさ」も、頼まれていませんでしたが送りました。結果的に喜んでもらえましたし、日頃の感謝や私の気持ちを伝えるのにもとても良い機会だったと思います。

将来やキャリアパス、やりたいことを考える上で自分を知ることはとても重要だと思います。もし、自分を知るというプロセスで戸惑っている方がいらっしゃったなら、少しでもお役に立てればと思い、この機会にシェアさせていただきました。

さて、KMPIとしても2022年はチームメンバーを増やしたり、アメリカに進出したりと課題山積みです。今年も皆様のお力をお借りしながら一歩一歩進んでいき、メンバーとして会社を支えていきたいと思います。

新たな試みとして、1月末から無料のニュースレター配信も始まります!アメリカの物件情報や内見の感想、北米不動産投資のTipsなどもニュースレターにて配信予定ですので、メールアドレスをホームページ最下部の「無料ニュースレターを受け取る」からご登録いただけますと嬉しいです!

2022年もより一層のご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

KM Pacific Investments Inc.スタッフ
Taka

島根のド田舎からカナダのバンクーバーに渡り、不動産投資会社で奮闘中。現地の商業物件の様子や、日々の生活の中で生まれた些細な疑問を発信していきます。(物件のご紹介等は行っておりません)好きな言葉は「やらない後悔よりやって反省」。